自己啓発本を読んでも行動出来ない理由(わけ)

self-development ‣哲学:philosophy

ビジネス書などで多く自己啓発という言葉をよく目にします。

しかし自己啓発という言葉は知っていてもよく分かっていない人も多いのではないかと思います。

自己啓発の自己は「おのれ、自分」です。

そして自己啓発の啓発は「人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと。」です。

なので自己啓発とは「自分で自分を、より高い認識・理解できるようになるために導く事」だと私は解釈しています。

でも自己啓発をしようと思うと、まず「自分で自分の事が分かってないと出来ない」と私は思うのです。

なぜなら顕在意識で、自分が思っている自分と潜在意識にある本当の自分との間に様々なネガティブな想い(心の傷など)があるのであれば自分で自分を導くことなんて出来ないのではないかと思うのです。

ネガティブな想いは、感情でいうと不安と怖さの塊です。

なので顕在意識で何かをしようと思っても、必ずあれやこれやと嫌な思いを思い出させて前に進もうとする気持ちを邪魔するのです。

なのでどれだけの自己啓発の本を読んでもどれだけの自己啓発のセミナーに行っても、頭で理解は出来ているのに実際に行動出来ないのは、ネガティブな想いが大きく邪魔をしていると思って頂いたら良いと私は思います。

だからまず何か前に進もうと思っている時に行動出来ない場合は、自問自答をして自分の行動できない不安と怖さの原因を見つけてもらう事が先決なのではないかと私は思うのです。