昔からいつも一番多いのが、支配型なのではないかと思います。
支配型で一番分かりやすいのが過保護です。
過保護の親は、子どもを守っているつもりで何でもかんでも手を出し、口を出します。
しかし支配型の親の実態は、親自身が子供に何かあった時に傷つきたくない、嫌な思いをしたくないから、自分の都合の良いように子どもを振り回しているというのが本意なのだと私は思います。
支配型の親の特徴は、基本自分の言うこと、考える事が全て正しいと思ってます。
なので子供が何を言っても、訴えても、その思いを汲んであげることなく、自分理論で話を返します。
自分理論も様々で、無視する、怒鳴る、子供が喜びそうな代替え案を出す、などの方法を使い結局自分の思い通りに子供を動かそうとします。
なので当然子供と話は通じ合えません。
でも自分が悪いと考えず、自分の言ってる事が分からない子供が悪いと考えます。
子供が自主的に何かしようとしたら、先に口出し、手出して子供を否定するような行動をします。
そして口癖は、「あなたのためを思って・・・」、「あなたのことを考えて・・・」と言います。
子供の意見や考えが自分の意にそぐわない場合、あの手この手を使って阻止しようとします。
この阻止は、酷い場合になると虐待的、脅迫的なものになります。
そこまでして自分の想い通りにしても、時間が経つとあまり覚えておらず、むしろ子供が自分で選んだと脳内変換して責任転嫁します。
しかし子供を自分の思い通りに選択させた理由は大した理由でもなく、大抵が自分の都合であったり、自分の虚栄心を満たす為であったりすることがほとんどだったりするのです。