自己否定が強い人は何が起こっても自分のせいに考えがちになってしまいます。
そんな自己否定が強い人に逆のタイプの人が近づくと、もう凸と凹の関係になって負のループが始まってしまうのです。
逆のタイプとはどんな人か?
それは全てを人のせいにする人です。
自分が悪いという概念がなく、全てを人のせいにするタイプの人にとって、自己否定で全部自分が悪いと思うタイプの人は物凄く好都合な存在になります。
だって全部自分が悪いと思ってくれるのですから、自分が何か問題を起こしても全部その人のせい(自己否定する人)に出来るのですから、こんなに都合の良い存在の人はいないのです。
そして自己否定が強い人は、押しの強い人、強きな態度の人に対して弱いので、言い返したり、反論したりすることが出来ないのです。
恐いから。
子供の頃から親や大人に「お前が悪い」と言われてきた恐怖心が無意識の中で蘇ってくるのです。
そして自分のどこかに気づいてない所で何かしたんだと無意識に思ってしまうのです。
だから相手がそこまで強く行ってくるのなら、「自分が悪いんだ」となってしまうのです。
また人のせいにする人は自分を正当化することが上手いので、周囲がなかなかおかしい事に気づいてくれない事もあります。
しかし全員が気づいてないという事は無いのです。
周囲を冷静に見れれば、人のせいにする人をやんわりとでも注意している人はいるはずなのです。
でも自己否定が強い人は視野が狭くなりがちです。
でもどこかで何かおかしいと少しで自分が感じるのであれば、まずは「この人なら大丈夫かも?」と思える人に相談してみるのが一番良いと思います。
誰かに助けて貰わないと、この問題はなかなか良い方向にはいかない問題なので。