就職した時はバブルが崩壊する前で、男女雇用機会均等法が制定されて数年経った頃でした。
それでも一番に希望していた会社(業界では超有名な会社)は女子を採用する予定はないと断られ、ただ私がその会社のツテを作った形になっていたので「代わりに行きたい。」といった友達の男の子にその枠を譲ってあげたのでした。(←私めっちゃ良い人じゃない?)
結果「女子でも良いよ。」と言ってくれた上場会社に就職したのですが、職種的に研修期間も配属された部署もまたまた男の人しかいない状態になりました。
(部署の事務仕事をしてくれる女子の方はいましたが、幾つかの部署に1人だけという状態でした。)
そして仕事場で1人だけみんなと違う作業着を着て安全靴を履いて仕事をしている私は、自分で言うのもなんですが物凄く目立ちます(笑)
その結果、色々言われました。
しかしここで私の今まで培ってきたコミュニケーション能力が役に立ち、偉い人達が私を可愛がってくれていたので直接は誰も私に言ってきません(笑)
代わりに私を指導してくれている男の先輩に色々文句を言っていたようです。
それも文句の内容が、私自身が何か悪い事をしているという話ではなく、女としての態度がアカンという内容がほとんだったのです。
ただ先輩が良い人だったので、有難いことに私の耳にはほとんど入れないようにしてくれてました。
学生時代から目立つことも色々言われることも慣れ過ぎていて、言われても「はぁ、そうですか。」くらいの感覚しかもうなかったのですが、それでも言わないでくれていた先輩には感謝です。
結局その会社はバブルが崩壊するとともに無くなってしまったのですが、最終的には私「おっさんゴロシ」の異名をとるほどになっていたのでした( ̄▽ ̄)