残念ながら大人になってしまうと愛は自分で作るしかないのです。
「自分で自分を愛してあげる。」
言葉では簡単に言えるのですが、これが出来ない人が多いのが現状なのだと思います。
大人になって誰かに「好きだよ」「愛しているよ」と言われても、その時は良いのですが心に愛の不足を感じている人はすぐに愛が足りなくなります。
私は大人になってから、自分の心の愛を他人の愛で埋めてもらうこと自体が難しいと思っています。
なぜなら自分がどうすれば心が満足してくれるか?愛で満たされるか?は自分にしか分からないのですから、他者を頼るより自分で自分の心を満たした方が(愛した方が)早いと思うからです。
しかし自分で自分の心を満たすには、重要なことが一つあります。
それは「自分で自分のことを知っている、理解している」ということです。
なぁんだそんなことかぁと思う人もいるかと思いますが、これが簡単なようで物凄く難しいのです。
なぜなら言語化できない事も多いからです。
食べ物の好き、嫌いなどは簡単に言語化できます。
しかし感覚的に感じるものは、言語化するのは難しいのです。
ましてや感覚的なものに、なぜそう感じるのか?などという理由なんてありません。
すべては個人の心の感覚ですから。
しかし自分の感覚を無視して、周りに同調してしまっている人は物凄く多いのです。
そんな事を繰り返していくと結果的に、心や体を壊してしまうようになるのです。