怒りを我慢していると心に少しずつ怒りの水(感情)が溜まってきます。
でもこの怒りの水(感情)が溜まっていることなど、ほとんどの人は気づきません。
気が付くと怒りの水(感情)が満タンになっているのです。
満タンになっている怒り(水)は、ほんの些細なイラっとした気持ち(水滴)が落ちてきた(我慢)だけでもコップ(心)の水(感情)は溢れ出すのです。
自分でも「なんでこんなことでこんなに怒っているんだろう?」って思うくらいに、どうしようもない怒りが湧いて出てくるのです。
心の傷は自分で手当てしない限り残り続けます。
でも大人になると誰も癒してくれません。
残念ながら大人になると自分で自分を護り、自分で自分の傷の手当てをするしかないのです。
だから傷は浅いうちに治した方が良いのです。
怒りを我慢し傷が深くなってしまうと治すのに時間がかかってしまうのです。
なぜなら心は「自分ではもうどうしようもない」と判断した時、身体に助けを求めに行くからです。