カルマを連鎖的に解消していく中で気づいたのは、「カルマは解消されることは無い。」という事です。
何かしら霊的に、意図的にカルマを解消しにいかないと、魂が転生して生まれ変わっていったとしてもカルマ自体は全く解消されないということが分かったのです。
なぜそう言い切れるかというと、カルマを解消していった全ての人が「カルマがカルマを呼ぶ」ような形で繋がっていたからです。
しかし以前にも書いたように、昔々に出来たカルマは今生きている人間には何の影響もないのは事実です。
だからといって今現在に影響が無い=解消されたでは無く、魂の中ではずっと傷ついた記憶(カルマ)として残っているのです。
なので魂は傷ついた記憶(カルマ)が出来てしまった場合、カルマ解消する為に転生を重ねて行きます。
ただその転生した先で新たなカルマが出来ると、新しいカルマを解消することが魂の中では優先されるようです。
なので生まれ変わる時には、新しく出来たカルマを解消する為に転生先を決める流れになるようです。
この流れが分かると古いカルマは解消されないまま、魂の中でずっとくすぶっている様な状態になっているのが分かります。
傷ついた記憶(カルマ)は、魂のストレスみたなものなのだと私は考えています。
そう考えると、今生きている人間の心も魂も成り立ちの根幹は一緒なのだと感じます。
人間の傷ついた心の想いは、人生を生きていく上での行き先に影響をもたらします。
そしてまた傷ついた魂も転生していく上でも行き先に影響をもたらします。
なので私は「魂と人間の心は表裏一体なのだ」とやはり考えるのです。