前回の転生先は選べないという記事の中で、何かの手によって現世に生まれ変わる為に叩き落とされた魂が、なぜ生まれ変わる事をあんなにも拒否したのでしょうか?
前回の記事には詳しく書いていませんが、実はこの魂は物凄く人を小馬鹿にしたような態度を取る魂だったのです。
初めは声をかけても無視か笑うだけで、何も答えてくれません。
それでも何度も声をかけやっと出てきた言葉が「叩かれて落ちた。」だったのです。
私は魂が人だと見立てた時、なぜ人を小馬鹿にするような態度を取るのか?と考えたのです。
これは自分を守るための一種のパフォーマンスではないか?と、人に対して良い印象がなく、ましてや地球の人間として生まれ変わる事をここまで拒否するのであれば、生まれ変わる前の過去世にきっと何かがあったのだろうと考えたのです。
人間でもそうですが、傷ついている魂はそう簡単に過去に何かあったなど教えてくれません。
また人なんて信じていません。
なぜなら人が他人を信じるには時間が掛かるからです。
魂も人も様々な形で傷ついてきたのなら、そんな簡単に人なんて信じてくれるわけなどないのです。
だから「私を今すぐに信じなくて良いから」と私は言います。
魂に「試しに1回話に乗ってみようか。」位の気持ちを持ってもらう事がまず先決だからです。
だから何度も魂に話しかけ、「一つずつ魂が持つ過去の傷を癒させてもらえないだろうか?」と頼んだのです。
その結果、少しだけ心を開いた魂は私にある映像を見せてきたのです。
そしてそこには、魂が生まれ変わろうとする前の悲しい過去(前世)が隠されていたのでした。