日本ではインカローズという名称の方が一般的ですが、正式な名称はロードクロサイトになります。
ロードクロサイトのと呼ばれる語源ですが、ギリシャ語でロードがバラ、クロが色、サイトが石という意味からになります。
そんなロードクロサイトがインカローズと呼ばれるようになったのは、ロードクロサイトがインカ帝国が栄えたというアンデス山脈から産出されていることから呼ばれるようになったそうです。
インカローズは、産地によってピンクの色合いや模様が異なります。
多いのが木目のような縞状の模様を持ったインカローズやピンク地に白い縞模様のインカローズだと思います。
また縞模様のないラズベリーピンクや赤いインカローズなどもあります。
近年インカローズは採れなくなっているといわれ、採掘量はどんどん減ってきています。
そのためパワーストーンは年を追うごとに高額になってきていますので、気に入ったインカローズがある場合は早いうちに買った方が良いと思います。
インカローズは石がピンク色をしているせいか、バラ色の幸福をもたらしてくれるといわれています。
愛と信頼の石ともいわれ、良い恋愛をもたらし愛情あふれた人生へと導いてくれるといわれています。
また持ち主の自発性、積極性、活力を高め自信を回復させてくれるといわれています。
他にも傷ついた心を癒し、新しい愛へと導いてくれるともいわれています。
クリスタルリーディングをした時にインカローズが必要と出た場合、私は「心が傷ついている」と読みます。
インカローズは愛の石なので、恋愛的な幸せの意味や効果の方が注目されがちですが、愛は傷ついた心を再生する力も強いということなのです。
特にインカローズの心の傷を修復する力は強く、昔はその効果の方が強く注目されていたように思うのですが、今はネットで検索してもそんな効果よりは恋愛成就の効果の方が圧倒的に出てくるように思います。
そしてリーディングをしてインカローズが必要と出るレベルの心の傷は思っている以上に大きな傷を抱えていると私は読みます。
なぜなら少々の心の傷の場合は、ストレスという形で出てくるからです。
なのでインカローズは恋愛成就というよりも、心が傷ついて何もしたくないと思うほどエネルギーが無い時に身に付けて貰うのが良い石だと私は思っています。